英検5級はいつから始める?
小学生の親が知るべき準備期間
「英検5級、いつ受けさせればいいの?」
そんな疑問を持つ親御さんに向けて、試験の時期・準備期間の目安・スタートのタイミングをわかりやすく解説します。
英検5級ってどんな試験?
英検5級は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語検定試験の中でいちばん入門的なレベルです。
中学初級程度の英語力が対象とされており、小学校高学年から中学1年生が多く受験します。
試験は「筆記(リーディング)」と「リスニング」の2パートだけ。
二次試験(面接)はなく、一発で合否がわかるシンプルな構成なので、英語検定を初めて受ける子にぴったりです。
- 対象レベル:中学初級程度
- 試験形式:筆記(25問)+リスニング(25問)
- 二次試験:なし(一次試験のみで合否決定)
- 試験時間:筆記25分+リスニング約20分
試験は年に何回?どの回を狙う?
英検(従来型)は、年3回実施されます。
一般的には以下の時期に行われています(年度によって多少前後します)。
| 回 | 一次試験のおおよその時期 | 結果発表のおおよその時期 |
|---|---|---|
| 第1回 | 6月上旬 | 7月上旬 |
| 第2回 | 10月上旬 | 11月上旬 |
| 第3回 | 翌年1月下旬 | 翌年3月上旬 |
小学生が初めて受けるなら、第1回(6月)か第2回(10月)がおすすめです。
第3回(1月)は学校の学年末テストや受験と重なりやすいため、余裕を持った時期を選びましょう。
準備期間の目安は1〜3ヶ月
英検5級の準備期間は、お子さんの英語力によって大きく変わります。
ざっくりとした目安は次の通りです。
| 英語の現状 | 準備期間の目安 |
|---|---|
| 学校英語(週1〜2回)のみ | 2〜3ヶ月程度 |
| 英語塾や英会話に通っている | 1〜2ヶ月程度 |
| 英語が得意・先取り学習済み | 2〜4週間程度 |
これはあくまで「週3〜4日、1回15〜30分程度」の学習を続けた場合の目安です。
毎日コツコツ継続できれば、期間を短縮することも十分可能です。
- 朝に新しい単語を5〜10個「刻む」(書いて覚える)
- 昼・夜に同じ単語を頭の中で思い出す(想起練習)
- これを5日間繰り返すと記憶に残りやすい
- 「消しゴムで消えない跡」のように単語が定着していく
いつ受けるかの判断基準
「もう少し力をつけてから…」と思うのは親心ですが、タイミングを見極める基準を持っておくと決めやすくなります。
受験に向いているサイン
以下に当てはまるなら、次の試験回でチャレンジする価値があります。
- アルファベットの読み書きができる
- 簡単な英単語(cat, dog, runなど)を知っている
- 英語の授業が嫌いではない
- 過去問をやってみて、なんとなく解けそうな問題がある
もう少し待ったほうがいいサイン
- アルファベットの読み書きがまだあやふや
- 英語自体が大嫌いで、強制されると拒否反応が出る
- 過去問を見ても何が何だかまったくわからない状態
この場合は、まずアルファベットや基本単語の学習から始めましょう。
スタートを遅らせるリスク
「いつかやろう」と思っているうちに、受験のチャンスを逃してしまうことがあります。
特に小学生のうちは、勉強への抵抗感が少なく、暗記力が高い時期と言われています。
脳科学や記憶研究の分野では、年齢が若いほど分散学習の効果が高いと報告されているものもあります(ただし個人差が大きいため、あくまで参考程度に)。
英検5級を早めに取得しておくと、こんなメリットがあります。
- 中学入学後の英語学習への自信になる
- 「合格した!」という成功体験が次の資格挑戦につながる
- 英検4級・3級へのステップアップがしやすくなる
- 内申点や中学受験での活用を見込める場合がある(学校・受験によって異なります)
準備が不十分なまま受けると、不合格が続いて英語嫌いになることも。
「合格できそう」という見通しを持ってから受けることが大切です。
まとめ
- 英検5級は年3回実施。小学生の初挑戦には第1回(6月)か第2回(10月)がおすすめ
- 準備期間の目安は1〜3ヶ月程度(英語力によって変わる)
- アルファベットが読めて、基本単語を少し知っているならすぐにスタートできる
- 「きざむ」勉強法(朝に覚えて、昼夜に想起)で効率よく単語を定着させよう
- 早めに受けることで成功体験が積め、英語学習の自信につながる
