英検5級に落ちたらどうなる?
再挑戦の方法と気持ちの立て直し方
「不合格だった…どうしよう」と落ち込んでいる親子へ。
英検は何度でも受けられます。次に向けた立て直し方を一緒に考えましょう。
英検5級は何度でも受けられる
まず一番大事なことをお伝えします。
英検5級は、何度でも受験できます。
年齢制限もありません。合格に「期限」もありません。
英検はもともと「自分のレベルを確認する」ための資格試験です。
何度受けても問題ない。むしろ「また受けよう」と思えることが、英語学習を続ける力になります。
- 第1回:6月頃(申し込みは4〜5月頃)
- 第2回:10月頃(申し込みは8〜9月頃)
- 第3回:1月頃(申し込みは11〜12月頃)
※日程は年度によって変わります。英検公式サイトで最新情報を確認してください。
今回不合格でも、次の回に申し込めばOKです。
「また頑張る」というその気持ちが、一番大切なスタートラインです。
不合格だった時の原因分析:スコアの見方
英検5級の結果は「英検CSEスコア」という形で通知されます。
合否だけでなく、技能ごとの点数がわかります。
| 技能 | 内容 | 合格の目安(参考) |
|---|---|---|
| Reading(読む) | 筆記試験の正誤 | 満点の60〜65%程度 |
| Listening(聞く) | リスニングの正誤 | 満点の60〜65%程度 |
「どちらの技能が低かったか」を確認することで、次回の対策が見えてきます。
Readingが低かった場合
- 単語の暗記が足りていない可能性が高い→単語学習を強化する
- 過去問の筆記部分を繰り返し解いて、問題の形式に慣れる
- わからなかった問題の日本語訳を確認して、なぜ間違えたか理解する
Listeningが低かった場合
- 英語の音声を毎日聞く習慣をつける(10分でもOK)
- 音声を聞きながらテキストを目で追う「音と文字の一致」練習をする
- 過去問のリスニング音声をくり返し聞いて、耳を慣らす
次回受験までの立て直し計画
「次は絶対受かりたい」という気持ちをエネルギーに変えましょう。
立て直し計画は、シンプルにこの3ステップです。
- 今回の結果スコアを確認する(どちらの技能が低かったか)
- 弱かった技能を重点的に練習する期間を設ける(1〜2ヶ月)
- 試験の2〜3週間前から過去問を本番形式で解く
「全部やり直し」ではなく、弱かったところだけを集中的に強化するのがポイントです。
今回できていたことは、そのまま続ければOKです。
不合格になると「もっといい教材を買わないと」と思いがちですが、問題集を増やしても解決しません。
手元にある過去問や教材を「もう一度やりこむ」ほうが効果的です。
子どものモチベーション維持の声かけ方
不合格のときに一番傷つくのは、お子さん本人です。
保護者の方の声かけが、次への踏み出す力になります。
NGな声かけ
- 「なんで落ちたの?」(責める言葉は萎縮させる)
- 「もっと勉強しないからでしょ」(自信をなくさせる)
- 「次は絶対受かってね」(プレッシャーをかける)
おすすめの声かけ
- 「受けただけでもすごいよ」(チャレンジを認める)
- 「どこが難しかった?一緒に見てみよう」(一緒に考える姿勢を示す)
- 「次はもう少し慣れた状態で受けられるね」(前向きに捉え直す)
- 「英語、前よりわかることが増えたんじゃない?」(成長を見つける)
「合格すること」より「英語が少しずつわかるようになっていること」に目を向けると、お子さんのやる気が続きやすくなります。
再受験のスケジュールを立てよう
「いつ次を受けるか」を決めると、気持ちが前向きになります。
| 今回の受験時期 | 次回受験のおすすめ | 準備期間の目安 |
|---|---|---|
| 第1回(6月) | 第2回(10月) | 約4ヶ月 |
| 第2回(10月) | 第3回(1月)または翌年第1回 | 約3ヶ月または8ヶ月 |
| 第3回(1月) | 翌年第1回(6月) | 約5ヶ月 |
余裕を持ったスケジュールで、焦らず準備を進めましょう。
「次は〇月に受けよう」と決めるだけで、お子さんの気持ちも切り替わりやすくなります。
- 英検公式サイトで次回の申し込み日程を確認する
- 今回の結果通知のスコアを見て、弱かった技能を確認する
- 「1日15分だけ」の勉強習慣を再スタートする
まとめ
- 英検5級は年齢・回数の制限なしで何度でも受験できる
- 結果通知のCSEスコアで「Reading」「Listening」どちらが弱かったか確認する
- 弱かった技能だけを集中強化するのが、最も効率的な立て直し方
- 「次はいつ受けるか」をすぐに決めることで、気持ちが前向きになる
- 保護者の声かけは「チャレンジを認める・一緒に考える」姿勢が大切
- 合格より「英語が少しずつわかるようになること」に目を向けよう
