英検5級のリスニングが苦手な子に
試してほしい3つの練習法
「英語が聞き取れない」「何を言っているかわからない」と困っていませんか?
苦手な原因から対策まで、親がサポートできる方法をわかりやすく解説します。
リスニングが苦手な理由
「リスニングの音声を流しても、何を言っているかわからない…」
お子さんからそんな声が出てきたら、まずは原因を確認してみましょう。
英語のリスニングが苦手な子に多い原因は、主に2つです。
- 原因1:音と文字が頭の中で一致していない
「dog」という字は読めるのに、「ドッグ」という音を聞いてdogだとわからない状態 - 原因2:単語自体を知らない
そもそも聞こえてきた単語を知らないので、意味が取れない
どちらの原因かによって対策が変わります。
「単語は覚えているのに聞き取れない」→原因1が濃厚。
「単語も意味もわからない」→原因2の語彙不足から対策しましょう。
英検5級リスニングの出題傾向
対策を始める前に、英検5級のリスニングがどんな問題かを確認しておきましょう。
| 問題の種類 | 問題数 | 内容 |
|---|---|---|
| 第1部 | 10問 | 会話を聞いて、最後の発言に合う返答を選ぶ |
| 第2部 | 10問 | 会話を聞いて、質問に合う答えを選ぶ |
| 第3部 | 5問 | イラストを見ながら説明文を聞き、合う絵を選ぶ |
全部で25問。リスニングは試験全体の配点の約半分を占めます(英検CSEスコアの配点比率より)。
リスニングが得意になると、合格がぐっと近づきます。
練習法1:音と文字を一致させる練習
「聞こえるけど何の単語かわからない」子には、まずこれから始めてください。
やり方
単語帳や教材の音声を流しながら、テキストを目で追います。
「ドッグ → dog」「スクール → school」のように、聞こえた音と文字を目と耳で同時に確認するだけでOKです。
- 音声を聞きながら、テキストの単語に指を置いてなぞる
- 聞こえた音を口でつぶやいてみる(声に出すと定着しやすい)
- 1日5〜10語だけでOK。毎日少しずつ続ける
これを続けると「あ、これdogのことか!」とわかる瞬間が増えてきます。
地味な練習ですが、一番の土台になります。
練習法2:シャドーイング入門
シャドーイングとは、流れてくる音声に0.5〜1秒遅れてついていくように、声に出してまねする練習です。
英語のプロや英会話学習者がよく使う方法ですが、英検5級レベルならお子さんでも取り組めます。
英検5級向けシャドーイングのやり方
- まず音声を1回聞いて、内容を確認する
- テキストを見ながら、音声に合わせて声に出す(オーバーラッピング)
- 慣れてきたらテキストを見ずに、音声についていく(シャドーイング本番)
最初から「テキストなし」でやる必要はありません。
「見ながらまねする」→「だんだん見なくてもできる」という順番で進めましょう。
シャドーイングは、最初から全部ついていけなくて当然です。
聞こえた部分だけをつぶやくだけでも効果はあります。
「できた気がする!」くらいの軽い感覚でやり続けることが大切です。
練習法3:絵を見ながら聞く練習
英検5級の第3部は「イラストを見ながら英語の説明を聞く」問題です。
この形式に慣れるには、「絵を見ながら英語を聞く」という練習がそのまま使えます。
おすすめの練習方法
- 英検5級の過去問の第3部を使う(英検公式サイトで公開されている)
- イラストを先に見て「これはどんな場面かな?」と予測してから音声を聞く
- 聞き終わったあと、何を言っていたか日本語で説明してみる
「先に絵を見て予測する」というのが大切なポイントです。
実際の試験でも、音声が流れる前にイラストをよく見ておくことで、正解率が上がります。
1日10分でできる練習ルーティン
「毎日10分だけリスニング練習する」ためのシンプルなルーティンを紹介します。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 最初の3分 | 単語音声を流しながら、テキストを目で追う(音と文字の一致) |
| 次の4分 | 過去問のリスニング音声を流す(1〜2問だけでOK) |
| 最後の3分 | 正解を確認し、音声をもう一度聞きながら声に出してまねする |
たった10分でも、毎日続けると1ヶ月で300分(5時間)の練習になります。
「完璧にやろう」より「毎日やろう」を優先してください。
お子さんが取り組みやすい時間帯に、このルーティンを組み込んでみてください。
夕食後や入浴前など、毎日同じタイミングにすると習慣になりやすいです。
まとめ
- リスニングが苦手な原因は「音と文字が一致していない」か「語彙不足」の2つ
- 英検5級のリスニングは25問、試験全体の約半分の配点を占める重要分野
- 練習法1:音声を聞きながらテキストを目で追う(音と文字の一致)
- 練習法2:シャドーイング(最初はテキストを見ながらでOK)
- 練習法3:絵を見ながら聞く練習(第3部形式に慣れる)
- 1日10分のルーティンを毎日続けることが、一番の近道
