英検5級と4級の違いは?
レベル・単語数・難易度を徹底比較
「5級に受かったら次は4級?どのくらいレベルが違うの?」
語彙数・試験形式・合格率まで比較して、ステップアップの流れを整理します。
5級と4級の基本情報を比較
まず、5級と4級の違いをざっくりとした表で確認してみましょう。
| 項目 | 英検5級 | 英検4級 |
|---|---|---|
| 対応レベルの目安 | 中学初級程度 | 中学中級程度 |
| 語彙数の目安 | 約600語程度 | 約1300語程度 |
| 筆記試験の形式 | 選択式のみ | 選択式のみ |
| 英作文・面接 | なし | なし |
| 試験時間(筆記) | 25分 | 35分 |
| リスニング問題数 | 25問 | 30問 |
| 合格率の目安 | 約80%前後 | 約60〜70%前後 |
大きな違いは「語彙数」と「試験時間」です。
5級で約600語だったのに対し、4級では約1300語程度まで増えます。
つまり必要な単語量が倍以上になるということです。
5級と4級の間にあるギャップ
「5級に受かったんだから、4級もすぐいけるよね?」
実は、5級と4級の間には想像よりも大きなギャップがあります。
単語の難しさが増す
5級では「book(本)」「dog(犬)」「school(学校)」といった基本単語が中心です。
4級になると「experience(経験)」「subject(科目)」「culture(文化)」など、少し抽象的な単語も出てきます。
長文読解が増える
5級の筆記試験は短い会話文・短文が多いですが、4級では掲示や説明文など、少し長めの文章を読む問題が加わります。
「英語の文章を読む」という経験が必要になってきます。
リスニングのスピードと長さが変わる
4級のリスニングは、5級より少し会話が長く、テンポも上がります。
「聞いてなんとなくわかる」レベルから、「しっかり聞き取って正解する」レベルが求められます。
5級に合格した直後に4級を受験して、大きく失敗するケースがあります。
「5級に受かった」ということは、あくまで5級レベルができた、ということ。
4級には4級の準備が必要です。
5級合格後、どのくらいで4級を目指すべきか
5級に合格してから4級を目指すまでの目安はこのくらいです。
| お子さんの状況 | 4級受験までの目安 |
|---|---|
| 5級に余裕で合格した(スコアが高かった) | 3〜4ヶ月後 |
| 5級にギリギリ合格した | 5〜6ヶ月後 |
| 学校の英語の授業についていけていない | 半年〜1年後 |
英検は年3回(6月・10月・1月頃)実施されているので、
「5級合格→次の回をスキップ→その次で4級受験」という1〜2回分の間隔を置くペースが、多くのお子さんにとって無理のない選択です。
語彙数と出る単語の違い
5級と4級で「出やすい単語のジャンル」も変わってきます。
- 家族・家(family, house, room など)
- 学校・勉強(school, teacher, study など)
- 食べ物・動物(food, cat, dog など)
- 色・数・曜日(red, one, Monday など)
- 行動・経験(travel, visit, experience など)
- 感情・考え(think, feel, hope など)
- 社会・場所(city, country, museum など)
- 時間・頻度(always, usually, sometimes など)
5級の単語がしっかり頭に入っていれば、4級の単語学習のベースになります。
5級の単語を「なんとなく覚えた」ではなく「しっかり定着させた」状態で4級に進むのがポイントです。
保護者の方へ:焦らず段階を踏もう
英検の合格は、お子さんにとって大きな自信になります。
でも、「次の級!次の級!」と急かしすぎると、英語が嫌いになってしまうことも。
5級に合格したら、まずその達成をしっかりほめてあげてください。
そして、4級の準備は「今の5級の知識をもう少し広げる」くらいの気持ちで取り組むのがちょうどいいです。
- 5級の単語を完全に定着させる(忘れかけた単語を復習する)
- 4級の過去問を1回分、「雰囲気を知るため」に解いてみる
- 毎日少しずつリスニングを聞く習慣を続ける
まとめ
- 5級と4級では必要な語彙が約600語→約1300語と、倍以上に増える
- 4級では長文読解とリスニングが難化し、5級より本格的な準備が必要
- 5級合格後は3〜6ヶ月ほど間を置いてから4級受験が無理のないペース
- 5級の単語をしっかり定着させることが、4級合格の土台になる
- 「次の級に急ぐ」より「今のレベルをしっかり固める」ことが大切
